歴史と宗旨

大念寺の歴史

元和元年(1615)、還童和尚の開基。還童和尚は金沢市山の上町「心蓮社」第2世の住僧。学徳兼備の聞え高く専修念仏弘通のため、能登越中巡行の折、砺波郡下後亟村山室庄九郎宅に止宿して念仏勧進に努めました。村民は渇仰して深く名残を惜しんだので、遂に草庵を現在の地に結んで常感山と号しました。山号は還童和尚が祇園牛頭明王の尊容を夢に見ること七夜に及んだことから、堂内に牛頭明王を崇め祀り、感得の意義を表し常感山と号しました。そして、専修念仏を弘通したことに因んで大念仏寺、すなわち大念寺と称しました。

開基:還童和尚

大念寺の宗旨

名称浄土宗
名称法然上人〔源空〕(1133-1212)
開宗承安五年(1175)
本尊阿弥陀如来(無量寿仏・無量光仏とも呼ばれます)
教え阿弥陀仏の平等のお慈悲を信じ、「南無阿弥陀仏」とみ名を称えて、人格を高め、社会のためにつくし、明るい安らかな毎日を送り、お浄土に生まれることを願う信仰です。
お経お釈迦さまがお説きになった『無量寿経』・『観無量寿経』・『阿弥陀経』の浄土三部経を拠りどころとします
本山総本山:知恩院(京都・東山)
大本山:増上寺(東京・芝)、金戒光明寺(京都・黒谷)、百万遍知恩寺(京都・百万遍)、清浄華院(京都・御所)、善導寺(福岡・久留米)、光明寺(神奈川・鎌倉)、善光寺大本願(長野・善光寺)
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